my treasures

紫金山公園の近くに、こんな施設ができていた。

吹田市立博物館。

万博の街にも結構歴史があるんだ。

稲佐山展望台に向かう途中に立つ豪華なホテル。

夜景はこんな感じ。相変わらず綺麗。
エレベーターを降りると、ヘプバーンがお出迎え。


廊下は奥深くに吸い込まれて行きそうな感じ。

ツインのシングルユース。とっても広い。


シャワーカーテンのたたみ方もカッコイイ。

大きなバスタブでほんとゆったりと疲れを癒せる。


夜景と反対側は、庭園と教会・式場が見える。イイ雰囲気。


朝食バイキングは街と港を見下ろしながら。
ココロが癒される。

たまたま見つけた沖縄ショップ。

いろんなお店がならんでる天神橋筋商店街にある。



金物屋さんとかお茶屋さんとか、そんな周りの日常に上手く馴染んでる。



天満界隈を紹介しているサイト。

習慣で毎日のようについつい見てしまう。

写真の量がスゴイ。そしてキレイ。

「ビーエム〜」という言い方がやたらと耳障りに感じていた。

バブルの時代だっただろうか？

ＢＭＷのコトを「ビーエム〜」と言われてもピンと来ないし、

ちょっと気持ちがザワツク。

ＢＭＷオーナーでも何でもないけども。

「ベーェンベェー」と、コドモの頃から呼んでいたから

「ベーェンベェー」の方がしっくり来る。ただそれだけ。

神戸空港の到着ロビー（出る前・内側・ターンテーブルの横）に

たいそう豪華な広告があった。

よく見ると映像まで流れている。

エンブレムがあってもなくても、すぐにＢＭＷだと判る。

お初天神近く、公設市場のとなりの道。

まるで廃墟のよう。



昔よく通ったこのバーも数年前に移転したらしい。

「どうぞっ！」声を揃えて威勢よく、グラスが差し出された。

そう、ロールサンドイッチが美味かった。

この頃にサンドイッチとスコッチのコンビを覚えた。

そろそろタイムスリップしに行ってみようか。



ひょっとしてあの店のとなりか？

店の前で古本・ＣＤ・雑貨などを置いて売っている喫茶店。



それがＲＯＳＥＲＯＯＭ。

サンライズなはという商店街にひっそりとある。

コザのパークアヴェニュー沿い。

これでもか！という位の量・量・量。

気分が悪くなる寸前。寸止め。

ゴハン・ギョウザ・焼きそば・白身魚フライ・ハンバーグ・オムレツ。

量とおかずの種類で勝負。それがミッキーランチ。味はフツウ。

ゴーヤーバーガー、ぬーやるバーガー。

サイドメニューにゴーヤーリング。

ちょっとやり過ぎ？

でもサイトを見ればもっとあるある。

ソーキバーガーは見た目が中華バーガーみたい。

ここの店は迷路を抜けていかないと辿りつけない。

メニューを見ると※ごはんの上に野菜炒めがのってます。っと。

でも、やはり気になって店のヒトに聞いてみると

ゴハンノウエニヤサイイタメガノッテマス。っと。



やはり、その通り。

野菜炒めには定番のスパムが、肉の代わりとなっている。

たまにはちょっと変わったモノが食べたくなる。



どうしても牧志公設市場には、行ってしまう。

那覇の久茂地にあった「アントニオ猪木酒場」。



外観はパチンコ屋みたい。

中には当然のように、リングがある。

あまりヒトは入ってない。

アウトレットモールができて。

ビーチが綺麗に変身して、カタカナ名。

移情閣は少し場所を変えて。



いろんなモノが整えられると、全体的にこぢんまりとしてくる。

昔のような素朴さは薄れてきて。

風雅を感じるロケーションが減るのはちょっと寂しい。

でも海はあの頃のままで、碧い。

何かの供養のよう。

いつもは閑散としているこのお寺に大勢の人達。

しかもスゴイ衣装。



山伏みたいなイデタチの方々が一斉にホラガイを吹く。



ホラガイを見てみると、ちゃんと口金がある。

しっかり通販まであるんだ。

海上何十メートルか。ちょっと足がすくむ。



しかしすごい技術。

ＶＴＲに建設の模様が流れていたけども

よくこんなモノ作ったもんだ。

兵庫県の芦屋にある市民プール。

山手の朝日ヶ丘という住宅地にある。

もうちょっと坂をのぼって行くと山。

山にへばりついて家やマンションが建っている。

周辺はたいそうリッチな方が多く住んでいる。

また外国人向けのアポートなんかも古くからある。

プールには水練学校があり、よく練習していたりする。


子供用の浅いプール（スライダー付）と大人用５０ｍプールがあり、



夏休み中でもそれほど混んでいないのがとてもいい。

青い空と山の緑を見ながら、あお向けに浮いていると

いい気持ちになれる。

大人４００円、子供２００円。

駐車場は無料だけど、１０台分くらいしかない。

タクシーで来ているヒトも多い。

畝と畝の谷間に細いホースが引いてあって、

小さな穴があいている。



カラカラの畑に噴水があがる。

作物も気持ち良さそう。

関西の海水浴なら神戸の須磨が有名だが、
その少し西寄りに舞子という小さくて、そして静かな街がある。

海沿いに走る２号線が気持ち良くて。
そう言えば昔この辺りにウェザーリポートというカフェレストランがあった。
舞子ビラ神戸は山側、丘の上に建つ。

品の良いホテルに入ると、その瞬間に凛、と感じる事がある。
ココも上質で綺麗な空気を味わえる。

「何もせず、ゆったり寛ぐ」という種類の贅沢を満喫すると、
いろんなコトがどうでも良くなる。

朝も昼も夜もイイ。ココはとにかくイイ。これホント。

いくら眺めていても飽きない。

そう、そこが最高。
カンパリソーダでもあればもっとイイ。

全長約８ｃｍ。彼はヘルメス。２００円。

芸術大学内の購買部横に、アートなガチャガチャが。

造形の学生とかは、やはり全種類コレクトしてるんだろうか？

大阪市大正区

沖縄のお店がたくさん

立ち飲みとか昔ながらの飲み屋もたくさん

５軒くらいハシゴしてみたい街

春になるとマンサクの花が満開になる。
しかし変わった花だこと。
これがツボミで、

こういう風に開く。

子供の頃に遊んだ吹き戻しみたいな感じ。

マンサクのピンクと菜の花の黄色で気分が明るくなる。
幸せに包まれて、とってもいい感じ。

ほんと人間てのは勝手なモンで。

元気なときには、このようなメッセージもカラダの中を通過して行く。

弱っているときには、足が止まる。

拠りどころが欲しくなるのか、渇いてくるのか、

自然と足がこういう場所に向かっていく。

ビルの谷間にあるお寺さん。なんて偉大なんだろう。

沖縄料理のお店に行くと、よくライブをやっている。
彼は宮古出身。いろんなお店で三線を弾きながら歌っている。

陽気な音楽を奏で歌うその向こう側には
とても大きな哀しみが感じられる。

沖縄の歌や楽器の音色はどこか哀しく、そして、とても切ない。

丸の内北口から皇居に向かって8分位。和田倉噴水公園。

緑に囲まれ、季節の花が咲き、ココロのササクレを癒してくれる。
夜になるとライトアップされ、とてもいい雰囲気。

レストランと公園で挙式もされてるらしい。
この風景と皇居の緑を目の前で眺められる
パレスホテルに泊まってみたい。

ラグナとは、スペイン語で「池　laguna=lagoon」という意味だそうで、

ホテルのなかにも「アクアゾーン」というプールやジャグシー、
大浴場があったりする。

眼の前はトロピカルビーチだが、リゾートホテルというよりも
隣のコンベンション施設に来る人のためのホテルといった風。

Blue Lagoonという高中正義の名曲を想い出した。

しかし坂が多い街だこと。
でもこの街は車やバイクでまわるのではなく、
やはり歩いてぶらぶらしたい。


道案内が陶器でできていたり。
引き込まれるような空間に突然出会えたり。

何とも風情があるが、あちらこちらにかつての傷跡が残っている。
でもよく見かけるのは、「発祥の地」。

｢西洋料理｣、｢鉄道｣、｢洋傘｣、｢国際通信｣、｢西洋医学｣、
とにかくいっぱい発祥させている。

ナゴパイナップルパークに着くと出迎えてくれるのが、このキャラ。
名前は不明。ちょっとゆるキャラだと思う。

パークの出口には展示販売の机があり、
もずくそばが試食できる。
沖縄そばにもずくが練り込んであって、
食べるとほんのちょっと、もずくの風味が味わえる。

もずくそばに誘われて出口から入り、
なんとな〜く順路を逆行していくと、
お土産やパインの試食、パイナップルワインの
試飲までたどり着ける。
パイナップル畑は見なくても、充分に満喫できる。

残波岬からのメッセージ。
あまり整備されず、いつまで経っても
ただの崖っぷちなのがイイ。

佐世保バーガーが突然有名になった。
JR佐世保駅構内にはこんな看板も。
いろんな店が紹介されているけど、
店によってカタチや味はぜんぜん違う。

でもバーガーなんかよりも佐世保はこんな風景の方が断然イイ。

京都の下賀茂神社にある「みくじ」。
これは「３」番。
いろんな方のコトワザや名言が拝める。


吉とか凶とかよりも「誰？」にココロ惹かれる。
知ってる人の方が少なくて、毎回「コレ誰〜？」となりながらも
読んでみるとココロに「グッ」ときたりする。

ずっと変わらないで欲しい。

きっと千本以上ある。沼津の千本浜。
砂浜を期待して行ってみると玉石持ち出し厳禁の看板。

せっかくなので、ちょっとだけ歩いてみた。

海水浴には向かないかもしれない。

釣り人の姿が見えた。
気持ち良さそう。
釣れるかどうかは、どうでもいい。
思いっきり投げてみたい。
ちょっといろんな荷物を担ぎすぎている。

赤土の畑のど真ん中にある宮古空港。

アカイ屋根がなんともいい。

この数年の開発はスサマジイ。

旅行パンフレットやガイドブックには、「沖縄のお台場」と称されている。

昔は観覧車なんてなかった。
滞在するヒトには、ジャスコがとても重宝する。

こんな格好で長い距離を歩くのは苦痛だと感じながらも

やはり見ておきたいという衝動に駆られ歩くこと5分ほど。

ミドリとミドリの谷間から吸い込まれそうなキレイな海が。

神様か魔物でも住んでいそうな海だ。

その海にカラダを一度浸すともう戻って来れない様な。

福井県のとある町に、きのこタワーがある。

このタワーの内部は、実はエレベーターだ。

ローラーすべり台に向かうためには、垂直移動しなければならない。

100円払ってスポンジシートを借りる。

すべり台の幅がとても狭く、大人にはキツイ。

そのかわり狭い分だけ体感速度はモーレツだ。

こういうところは、秋の味覚シーズンに訪れるべきだ。

入り口でおじさんが「水分補給してくださいね」と

みんなに言っていた。

18年ぶりに登った稲佐山。

てっぺんの展望台には車が止めれないらしく、

途中からスカイウェイというゴンドラがでている。

ともあれ一瞬でも、いろんなコトを忘れる事ができた。

崖っぷちにたつ宿は、今から3年位前に移転したらしい。

そこは介護施設に変わっていた。

18年も前にツーリングで訪れて、ほんの2泊だけの予定が

ずるずると3週間にもなっていた。

お世話になった方々は、長崎市内の別の場所でYHをなさっているらしい。


今でこそキレイなガレージになっているが、
昔はただ、えぐれているだけだったののに。

18年経っても変わってないモノがあった。
上が18年前の写真。

下が今の片足鳥居。

時間が経てば多少は風化することもあるとは思うけど。


やはり変わらずに、そこにあった。

もう18年も前。

平和公園の近くに本屋兼レンタルビデオのお店があった。

店の入り口にガラス張りのちょっとしたでっぱりがあった。

FM局のサテライトだった。

そこではDJが流行りの曲をかけ、来店者にリクエストを募ったりも

していた。

18年前、インタビューされた。

ちょうどバイクに大荷物を積んで、宿を後にするところで

信号待ちをしている時、このガラス張りが気になった。

どこから来たんですか？
これからどこへ行くんですか？

記念に、とベリカードをくれた。

曲の合間に、こういうライダーが居ました。
と、紹介された。

この出来事を連泊していた宿のみんなに伝えたくなって出戻り。

そんな事ばかりしてて、結局3週間もコノ町に居た。

18年後にはブラインドが下ろされ、もう人の気配は何年もない感じだった。

国内線出発ロビーに「グッバイコーナー」があった。

よく見るとインターホンが付いている。

旅立つ人と見送る人とがガラス越しに話しができるようになっている。

しばらく見ていたが、誰も使う人は居なかった。

大村湾に浮かぶ長崎空港。

ちゃんぽんや皿うどんのルーツがよく分かる。

ちゃんぽんはお店によってスープの味が全然違う。

そして麺の太さ・コシ・味もこれまたまちまち。

王道を行くこのお店の味はちょっと好みじゃない。

しかし老舗とはいえ、ちゃんぽんでこんなにでっかい要塞のような

お店が立つなんて、すごい。

もう15年以上も前か？

世界遺産というコトバも聞かなかった頃。

ラウスに登った。

宿の車で登山口まで送ってもらった。

下山したところでヒッチハイクすると運良く宿まで乗せてくれると言う。

スバルの新しいセダンだった。

当然舗装もしていない、大自然の道を快調にドライブしていた。

1600mの登山とはいえ、かなりの疲労があった。

惨劇はやはり突然に訪れる。

ジャリの深いカーブ。ガードレールなんてありはしない。

気がつくと病院で寝ていた。

長旅の疲れもあり、ずっと寝ていたみたい。

後からいろいろ話しを聞いて、何が起こったのか？が、

ちょっとずつ分かってきた。

3回転くらいしたらしい。全損したらしい、新車だったのに。

宿に戻ると、何回も何回も同じ話しをしていたらしい。

あまりのヒドさに病院に連れて行ってくれた。


ひとりきり、ベッドで自分の名前を何回も言ってみた。

何が起こったのか覚えていない。

住所も覚えてた。生年月日も覚えてた。ヒッチハイクしたのも覚えてた。

その瞬間の記憶だけが抜けている。


車の持ち主が見舞いに来てくれた。彼らは虚空を見続けていた。


両親が文字通り、飛んできた。情けなくて申し訳ない気持ちで一杯だった。


ベッドが空いていなくて、床にペラペラの布団を敷いて母が寝た。

涙が止まらなかった。

バカ息子、それ以外のコトバはいくら考えても見つからなかった。

長崎に行ってたときによく食べた。

美味い中華料理のお店。

熊本の下通アーケードにあった広告。
全国ネットのタレントさんが、こんなとこで地方ＣＭ。
熊本では有名な求人誌らしい。
ちょうどラーメン城下町（ダイエー８階）の近くにあった。

ちなみに広告の裏面は同じような求人誌の広告で
キャイ〜ンが出てた。

よっぽど有名で力の入った会社なんだろう。

国内線のロビーにはたくさんの土産物屋さんがあり、
いっぱい試食ができる。
食べ物が美味しいところに住んでいる人達は
なぜか表情が明るく見える。

AMX天草エアラインが飛んでいる。
このサイトではdash８のペーパークラフトが
PDFファイルでダウンロード可能。

MOSAICが出来た頃、カシオペアの野外ライブがあった。
雨の降る中ぶらぶらしていると、
透明のビニールで囲まれたテントのような中で、
誰かが楽器のセッティングをしていた。
近づいてみると野呂一生と向谷実の姿があった。
そろそろリハーサルが始まろうかという感じ。
何とも贅沢な体験だった。
ここに行くとカシオペアを思い出す。

鼓の形をしたタワー。
上まで昇って夜景を見下ろすよりも
真下から見上げる方が昔から好きだった。
観光客くらいしか来ないような、少し寂れた昔の港の匂いが
たまらなくいい。
突堤の先にはまだ何もなく、車を岸壁につける事ができた。
今はキレイなホテルが建っている。
港めぐりの船の先には、にぎやかなレストラン街もできた。
便利になってキレイになった。
でも少しキレイすぎるのが寂しい。
灯りがすべて消えて、ヒトが居なくなる時間がちょうどいい。
やがて空が白んで来る頃の湿った感じの時間もいい。

薩摩半島と大隅半島を結ぶ船は35分かけて垂水市まで連れて行ってくれる。
桜島を真横に見ながらのんびりと。

海の色は群青で、薩摩隼人の如く潔い。

船には軽食を出すお店があり、うどんやおにぎりをいただける。
かけうどんの上にカレーのルゥが乗って出てくる。
最初は、はしっこからかけうどんとして、そして逆サイドからカレーうどんとして。
2種類の味が楽しめる。
そういう意図で創られたんじゃないとは思うけど。

鯉のオブジェも古くなった。
大きなアクシデントがあってから、周りの様子は少し変わったけど
鯉は健在で居てくれる。
メリケンパークに来たんだなと、ホッとする。

開港から2週間、まだ見物客で込んでいる。
神戸の人は新しいモノ好きで、飽きっぽいとよく言われるが、
ここはデートスポットとして、定番コースになるんじゃないか？

メリケンパークやモザイクの景色は少し遠いのであまり見えないけど
空港自体に工夫が凝らしてある。

ポートライナーの改札を出て、チェックインカウンターまでは1分もかからない便利さ。

1F到着ロビーには、ごく普通にファミリーマートがあり、高い買い物をしなくて済む。

展望フロアの駐機場側には当然フェンスがあるけど、
写真撮影のために、ところどころフェンスに切れ目が入れてある。
そこからファインダーを覗くとフェンスの網目なしで写真が撮れる。

こぢんまりとした、おしゃれでいい空港だと思う。

空港内に足湯がある珍しい鹿児島溝辺。
国内線だけの地方空港と思いきや、立派に国際線も飛んでいる。
また離島と本土のハブにもなっている。
晴れていれば霧島がきれいだ。

100円入れてインターネットできる端末はたくさんあったけど、
できれば無線LANのSPOTが欲しい。

ゴールドカードとボーディングパスの提示でラウンジが無料で
利用できる。ここにはシャワーやマッサージ機も。ワンドリンク無料。

広い芝生の広場があり、花がたくさん咲いている。
洋風の建物と洋風の庭園、そいて日本庭園が同居している。
違和感なく配置されているのが不思議だけれど、
他の庭園とは違い、明治・大正の匂いがするいいところ。
バラの花が特にキレイ。
少しリッチな気分が味わえる。

雲の上から見下ろす景色は、ほんの一瞬だけ現実逃避させてくれる。

小さな営みから離れてみると、自分の存在が架空のことのように思える。

でもやがては、またそこに戻る。それの繰り返し。
距離が長いか短いか。時間が掛かるか掛からないか。
それだけの違い。戻るところがあるからそう思うんだろうか。

プロペラ機は低く唸りながら自分の戻るべき場所まで飛んでいく。

ITMから信州まつもと空港へはJAL（JAC）しか飛んでいない。
とてもこじんまりとした佇まい。
土産物屋も1F、2Fに1ヶ所ずつしかなく、消極的。
でも航空博物館があり、昔のCクラスのシートやグッズ諸々が
展示してあり、他の空港にはない趣向。
空港の設備はキレイで使いやすい。
ロビーでは無線LANが敷いてあり、スツールに座って仕事ができる。

今年の松本近郊は暖かく、雪もあまり積もっていない。
松本市内から車で20分程の距離にあるので、アクセスもすこぶる良い。
もちろん、パーキングは無料。

JR神田駅から三越前に向かう途中にカフェ・デロンギはあった。
オイルヒーターで有名なイタリアのメーカー。
エスプレッソが美味しいだけではなく、インテリアも心地よい。
地下1階のソファで一服するともう出るのがイヤになる。
残念ながら、このお店はなくなるみたい。
表参道に新しくオープンするとのこと。是非行ってみたい。

肉まんやカラアゲ、春巻きにゴマ団子とかは昔からずっと売ってるけど
ここ最近（何年前か？）からは屋台でいろんなモノを売るようになった。

タピオカ入りココナッツミルク、なんてシャレたモノはなかったし、
ジャージャー麺やフカヒレ入りラーメンみたいな凝ったモノを
店に入らずに食べれるようになったし。
おいしいモノをちょっとずつ食べる贅沢が味わえてそれはそれでいい。

南京町の広場の角にある魚屋さんはいつ行っても仕込み中みたい。
ちゃんと売ってるんだろうか？卸しなんだろうか？

雑貨屋さんも増えた。
護身符みたいなありがたく、笑えるモノはなかった。
売れるんだろうか？
買ったけど。

有料道路のゲートをくぐった時には、もう陽が落ちて真っ暗だった。
国定公園の中とは気付かずに、展望台のようなところで車を止め、
テントを張り、湯を沸かしラーメンをすすった。
朝までひと寝入り。

朝起きれば、予想もしなかった光景が目の前にある。
立ち込めている雲は、足元遥か下に。
朝陽はどこまでも眩しくて、そして奇跡のように新たな日を誕生させる。
こんなにも美しいモノは見たこともない。
信仰はないが、神の圧倒的な存在を感じる。

こんな瞬間がないと、生かせてもらっている感謝を忘れる。
不遜なココロを恥じる。でもすぐ忘れる。

羊をめぐる冒険を読んだ影響かどうか、めん羊館に立ち寄った。
羊の角（角というのかどうかわからない）に造形美を感じた。
羊達は観光客が見に来ても、一切意に関せずといった風。
マイペースな彼等。まぁ見に来られたからといって態度を変えるのも
どうかとは思うが。
毛を刈られたり、犬に追い回されたり、
彼等なりに、ストレスは感じているんだろう。

仲間とのビーチリゾートには、ホテルよりもやはりコンドミニアム。
ココはタモンからも少し距離を置き、団体旅行客の喧騒からも避けられ、
ただただのんびりするには絶好の場所。

プールサイドで、本を読みながらビール。
もう、笑いが止まらない。

果てしない海と空を見ながら、確実に果てられる。

神社なのに、寺も同居している。
それが日本独特。
お宮（子宮）に宿り、参道（産道）から産まれ出でて、やがて、寺に還って行く。
そう言う意味では同じ場所に両方あっても不思議じゃないのかも。
こじんまりしているが、お参りする者に一通りの充足を与えてくれる。
初詣でもなく、お祭りでもない、普段の誰もいない時は、充分に心が癒される。
お線香の香りというのは、一種の麻薬かもしれない。

雪の時期には空港からのアクセスに困る。
ＪＲでも１時間位は平気で遅れるし、
エアポートリムジンも元々時間が掛かるうえに、
事故やら渋滞やら。
急かされずにゆったりと移動したいもんだ。
素人考えだけど、モノレールや地下鉄にすればもっと
便利になるんじゃないのか？
ともあれ雪がチラチラと夜の空港に降っている様は
照明も手伝って、粋なもの。

関西国際空港の国際線トランジットエリアには、キッズルームという０歳児〜６歳位までの子供を遊ばせてくれる場所がある。おむつ替えはもちろん、ベビーベッドで寝かせることもできる。

乗り継ぎ時間が長くなると、当然おなかも減ってくるが、大人向けのレストラン等はあっても、子供向けメニューはなかったりする。この施設にて簡単なベビーフードまで用意されている。

季節に合わせた工作や、手作りの遊具、そして外国製の高品位な玩具が揃っており、子供を充分遊ばせてから機内に乗り込むことにより、長時間のフライトのストレスも軽減できるようだ。しかも無料で利用できる。

あまり存在が知られていないとのことだが、世界に誇るハブ空港なのであれば、もっと告知してもいいと思う。

７９年に完成した吹田さんくす。
２番館地下にある「武蔵」という焼き鳥屋が旨かった。キモやズリの刺身が絶品だ。マスターはバイト君の動きが悪いとよく蹴っていた。怖い方。
あと、炉端焼屋「八角」、居酒屋「一休」、中華料理「眠眠」。
かなり前になくなったが、１Ｆには「ドーナツアーツ」があった。
普通のレストランがなく、不二家くらいしか食べるとこはなかったと思う。
銀行は揃っていて、旅行会社も２つ、ヤマハ音楽教室もあり、それなりの駅前だ。専門店街には「ｊｏｉｎｔ」や「新星堂」なんかもあったと思う。と言っても１０年くらい前の話し。

メインテーマという映画があった。

片岡義男の原作。

かなり昔の話なので、記憶にあるのは、

ピックアップトラック。

沖縄−万座ビーチ。

マジシャン。

御前崎。

御前崎の灯台で海を見ていると

ふと、メインテーマを思い出した。

小樽の港に着くのが朝の４時頃。当時のフェリーは敦賀を２３時半頃に出航した。約３０時間かけてゆっくりと北に向かう。船倉にはたくさんの車とたくさんのオートバイを積んでいる。

旭展望台が港のすぐ近くにあった。空が青くて気持ちいい。
硝子細工の店や寿司屋は大きなバスから降りてくるたくさんの人をひたすら受け容れて、はきだしている。日本人は旅に出ると何かしないと気が済まない。観光地に行って、写真を撮って、土産物を買って。あわただしく移動して。
損得なのか、貧富なのかはよく分からない。

でも、モノも大切。想い出も大切。
モノが想い出になる事もある。
想い出からモノを大切にする事だってある。

笑いながら、退屈しながら、ただただ真っ直ぐな道を走る。

ちょうど１年くらい前に行ったさっぽろテレビ塔。

例年よりも早めの雪だったらしい。
イルミネーションに混じりながら落ちてきて、キラキラととても綺麗だった。
大通り公園ではドイツフェアが行われており、ビールやらソーセージやらのスタンドを囲む人達が大勢居た。

歩いて１０分程のホテルクラビーサッポロは札幌でも人気ランキングが高いらしく、日本のホテルにはあまりない、品の良さがあった。

札幌に来るといるかホテルを思い出す。

パパスに身を包み大きな犬を散歩させる初老の紳士。
季節はずれの砂浜で山崩しをする２０代のカップル。
タンデムシートに長い髪の女性を乗せたライダー。
無心にパドリングをする寡黙なサーファー。
バーベキューに興じる休日の会社員達。
ヘッドフォンをつけ、一人ずっと海を見ている高校生。
家から持ってきた大きなおにぎりを４つも食べる男。
３時間かけて５０ｃｃでやってきた昔を懐かしむ男。
ここにはいろんな風景があります。

東京ワンダーホテルというテレビドラマがあった。ボズ・スキャッグスやボビー・コールドウェルなどをＢＧＭに使っていた洒落たドラマだった。そのなかで日光金谷ホテルが舞台になった回があり、一度は行ってみたかったトコロなので、東武特急に乗って行ってみた。金谷ホテルは思っていたよりもこじんまりとしていたが、周りと溶け込んでいて、何よりも品格の良さを感じた。傷んでいるところも多数見受けられたが、手を掛けてここまで維持されてきた痕跡が歴史の重みを何倍にも増している感じだろうか？東照宮と中禅寺湖、そして華厳の滝には、日本の冬の風景、雪が合っており、清しさに満ちていた。

月に２度、羽田空港にいた。何故だかどんよりとした雲、湿った空気が蘇る。おそらくは晴れていた日も多かっただろうに。アナウンスが流れる。またディレイだ。羽田の空はラッシュの時間帯になると必ずと言っていいほど、出発や到着が遅れる。「お急ぎ１０番ゲートへお越しクダサイ」。変な日本語だと最初は思ったが、他の空港でも何度となく聞いた口調だ。これがひょっとしたら標準語なのか？浜松町へのモノレールは高層ビルやマンションの間を縫うように、そしてレールをはげしく軋ませて進む。東京タワーが見えること、それだけでうれしく思う。行き交う人の顔を見る。何を楽しみに思い、何のために口を閉ざし、淡々と目的地に向かうのか？大きくて人のたくさん居る街で、ひっそりとした小さな営みが感じられる。

本を読みたくてたまらなくなり、東京駅から中央線快速に乗った。じっくり２時間、ようやくココロのゆとりを取り戻せた。後は温泉にでもつかってのんびりすればいい。一旦重たい荷物を置いて、すべてを解き放ってあげよう。
奥多摩駅に降り立ち、あてもなくぶらぶらとしているとキレイな河にたどり着いた。河岸にはまだ雪が残っている。河面に太陽が反射してキラキラと輝いていた。河の流れを見ていると飽きない。

歩いて１５分ほどの所に「もえぎの湯」があった。
リセットしよう。迷った時にいつもするように、今回もそうしよう。何を考え、どんな影響を受け、今ここまで歩んで来たのか？沢山の本を読み返し、音楽を聴き直し、写真を整理し直し。
こんなに大きな決断をするのは始めてかも知れない。
１月の空は清々しく晴れ渡り、でもちょっとだけ意地悪な眼を私に向けていた。本当にそれでいいの？と、何度も聞かれたような気がした。

「♪ひさしぶりに来た銀座は少しだけ昔と違って見える♪」銀座に行くと必ず古内東子の銀座という曲が頭に流れる。この曲の影響か、銀座の印象というと夜、寒い冬、分厚いコート、マフラー、お店に入って暖かさにほっとする、に、なってしまった。しかもひとりで。昼間の銀座は他の街と何にも変わらない。チャンスセンターの行列、献血のお願い、団体の外国人観光客、ブランドショップの買い物袋を提げた半笑いの女性。かわって早朝の銀座は、閑散としていて気持ちいい。のんびり散歩しているお年寄りがなんともいい。博品館では時間をつぶせる。店の前で潜水艦のラジコンを実演販売していたが、試す勇気はいつもなかった。直久（なおきゅう）という店のとんさいラーメンはあっさりしていて、野菜たっぷりで美味。

手入れの行き届いたきれいな芝生があり、ぼけ〜っとするには最高の場所です。飛鳥山公園は桜の名所として有名ですが、すぐ隣にある隠れた名園がこの渋沢庭園です。明治時代の企業家として有名な渋沢栄一氏の邸宅跡との説明がありますが、訪れる人も少なく、芝生広場の傍には白いチェアも置いてあり、ず〜っと何時間も本を読んだりしてました。目の前には本郷通りが通っていて、交通量はまあまあ多いですが、この庭園に入ると騒音・雑音はあまり聞こえてきませんので、ほんとにゆっくりできます。ここは是非ともおすすめ。

　　　
観光名所でもあり街のシンボルでもあるが、個人的にはとても強い思い入れがあり、何度でも行きたい場所。東京に遊びに行った時、暮らしていた時、何度も昇った。展望台の売店に模型が売っているが、あまり造りが良くなくて、もっと小ぶりでも良いので精密な模型が欲しいと思う。色んなおもちゃ屋さん・模型店を探しまわったけど、ありません。第２の東京タワーを浅草に作る構想がある？ようですが、是非とも現東京タワーのようにカッコイイデザインにして欲しいもんです。東京タワーの見えるところに住みたい！または働きたい！と思ってたけど、夢叶わずだった。

　　

日本橋の電気屋街（堺筋）から一本西に入った筋にあります。電気屋街の華々しさとは打って変わって、裏路地にひっそりと佇んでいて、さながら香港やバンコクの市場裏みたいな感じで、狭いスペースにいろんなお店がひしめいています。家電の店では中古のテレビが３，０００円位からずらっと並んでいて、その中でも多いのが、カラー１４型で薄い赤とグレーのツートンのモノ（古い定食屋によくあるヤツ）、もちろんチャンネルは手で回します。また、カーオーディオ専門店では外してきたままの状態で、山積みにされていたりします。そのすぐ並びに商店会があり、こちらもいろんな新品・中古を扱う店がたくさんあります。昔よく買ったのは古着のコート３００円とかジャケット２００円とか。でも最近で言う古着とは違い、オシャレでも何でもなく、普通のオッチャンが着ていた服（背広というのか）ばかりです。なかにはネームの刺繍の入ったモノも多くありました。買うかどうしようか迷ったモノにマイケルジャクソン風ジャンパーがありました。そうスリラーの頃に流行ったヤツです。確か５００円位だったような気がします。難波あたりに行かれる際には是非一度のぞいて見てください。何十年か前にタイムスリップできます。

自転車でぐるっと１周。中学生だったのでかなりの冒険だった。甲子園フェリーで志筑に着いて南淡のユース（まだあるのか？）までひたすら走る。陽が落ちてから福良湾でサビキ釣りをし、アジ・イワシがたくさん釣れた。翌日の朝飯で出してもらった。戦没者の慰霊碑（若人の広場）までの上り坂が難所で、アルミのドロップハンドルを引っぱりあげるたびにメキメキ・ミシミシと悲鳴をあげていた。郡家のお寺のユースではバタンキューで寝てしまい、海水浴もしない若者をご住職が訝しがっておられました。今から思うと、ママチャリからのランクアップでサイクリング車、と言うよりも、もっと遠くに行きたかったからシマダサイクル？　

聖地のような場所。頭の中がいっぱいになると、ふらっと。トロッコ列車で有名な場所になってしまったが、かつての少しばかり寂しい雰囲気が好きだった。亀岡からのルート（いつも迷っていた）はケモノの襲われそうな道ばかりで緊張しながら走る。アルコール燃料がカラー軍手に染みて燃え移ったのもこの場所だったか。