my treasures

 
一品主義

ピークワンをポンピングしている時は、ヤツに話しかけてはならない。一生懸命仕事をしているから。圧倒的な火力を見せつけられながら、こちらはEPIの電子ライターで簡単に着火。風情はないが、便利ではある。今から思えば原点はメタだった。ケースを開くとそのまま五徳になる可愛らしさがたまらなく良い。網は充分に熱するが、一気に食材を載せるのは粋じゃない。一品主義は肉より魚・貝。キツイ酒をあおりながら時間をゆったりと。炭火を見ているだけで、たまらなく心地良い。蚊取り線香は炎に投入すると鮮やかに踊りだす。普段はコツコツと地味な仕事をしている反動なのか。「♪透明〜人間。透明〜人間♪。透明人間、透明人間、透明人間♪。」隣のサイトでは見知らぬ子供たちが輪になって遊んでいる。何の遊びなのか?どうやって遊ぶのか?、気になる。どうしても気になる。殊更に気になる。質問したい衝動を抑えて大人らしくする事が難しい。薪のはぜる音、昼間は聞こえなかった森の音、酒が美味しい。酔いつぶれていいんだ。毎日毎日奇跡のように朝は訪れる。空気マクラの栓を開けると、宴の余韻が味わえる。空気マクラがないと、キャンプは終われない。
| cb750f | 笑えるキャンプ | 23:46 | comments(0) | trackbacks(0) | PAGE TOP

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